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トイレリフォームに失敗しないための17のチェックポイント

タンクレストイレのメリット・デメリットを知っておく

リフォームをきっかけにタンクレストイレの導入を検討している人は多いと思います。

後で後悔しないように、あらかじめタンクレストイレのメリット・デメリットをしっかり把握しておきましょう。

タンクレストイレのメリット

・デザイン性・・・凸凹の少ないミニマルなフォルムは洗練された印象を与えます。
・メンテナンス性・・・便器自体に凸凹が少なく、背面に手が届くので掃除がとても楽になります。
・省スペース性・・・今までタンクがあった部分が空くので、空間を有効活用することができます。
・連続使用可能・・タンクに水をためる必要がないので、忙しい朝なども家族が連続で使用できます。

タンクレストイレのデメリット

・手洗いが別に必要・・・タンクの上部などについていた手洗いがないので、別に手洗いを用意する必要があります。
・停電時は要注意・・・タンクレストイレは水を流すために電気を使います。停電時用にレバーや予備電池が使用できるものもありますが、最悪、バケツで水を流す必要があります。

節水性能を比較してみる

最新のトイレと旧来のトイレでは節水性能が段違いです。その主な理由は渦巻き状の水流によって効率的に水を流すことができるからで、古いトイレと比べて水道使用量が3分の1程度になることもあります。

お目当ての機種と現在使用中のトイレと使用水量を比べて、どれくらい節水(=節約)効果が得られるか調べてみましょう。

メンテナンス性能の高さも要チェック

メンテナンス性能が高いトイレに変更すれば面倒くさいトイレ掃除が格段に楽になります。メンテナンス性能が高いトイレは次の4つの工夫がされています。

1:コンパクトさ・・・タンクレストイレやコンパクトなトイレはそれだけで掃除がしやすいです。

2:縁の形状・・・最近の潮流は縁なしトイレです。便器の縁に汚れが溜まりません。

3:汚れにくい素材・・・グレードの高いトイレには特殊セラミックなど、汚れや水垢がつきにくい素材が使用されています。

4:付加機能・・・抗菌水の生成機能などを負荷することでメンテナンス性を高めているトイレもあります。

便器のサイズは2種類ある

便器の規格には「普通サイズ」「大型サイズ」の2種類があります。

今は大型サイズのほうが人気で、およそ7割が大型サイズだと言われています。

今の自宅の便器が普通サイズであれば、大型サイズに変えることでゆったりとリラックスしたトイレにすることができます。

最近は便器自体がコンパクト化して、高さも低くなっているので、大型サイズであってもそれほど空間を圧迫せずに設置できる可能性は高いです。

便器のサイズ(規格)を知るためには、便座取り付け穴から便器の先端までの距離を測り、440mmであれば普通サイズ、470mmであれば大型サイズになります。

排水方式を確認しておく

トイレの排水方式には床下の配水管から排水する「床排水」と、便器の後ろの壁に配水管が通っている「壁排水」があります。

戸建てでは床排水のことがほとんどですが、一部のマンションでは壁排水が採用されています。排水方式によって設置できる機種が変わってくるので、あらかじめ確認しておきましょう。

配水管の位置を確認しておく

排水については配水管の位置(=排水芯)の位置も確認する必要があります。

床排水の場合、1995年以降のものであればほとんどが200mm(壁から200mmが排水芯)になっています。それ以外の場合は幅広い排水芯に対応可能な便器を選ぶ必要があります。

壁排水の場合、排水芯の高さを確認することになります。高さには120mmと155mmの場合があり、それぞれに合った便器を選ぶ必要があります。

もちろん最終的にはリフォームの下見などの際に業者に確認してもらえば良いのですが、配水管のタイプによって選択肢や費用が異なってくることは理解しておいたほうが良いですね。

メーカーやカラーは定番を選ぶ

トイレ(便器)の機種によってはレッドやブラックなどのカラーバリエーションがありますが、よほどのこだわりがなければ、カラーに関してはド定番のホワイトを選んでおくのが安全です。

その理由はホワイト以外は生産量も少なく、人気がなければ生産中止になる可能性もあるからです。

最初はよくても、故障や取り替え時にスムーズな対応ができないリスクが高くなります。

トイレは毎日何度も使用するものだからこそ、できるだけ使えないリスクは減らしておきたいところです。

メーカー選びも同じで、海外ブランドのトイレなどもいざという時に使えないリスクが高くなってしまいます。複数のトイレがある商業施設なら別ですが、ひとつしかトイレがない一般家庭なら、国産の大手メーカー製が安心だと思います。

独立の手洗いは必要かどうか

特に来客が想定される場所では独立の手洗いを設置するケースが増えています。

タンクレストイレの場合、必然的に便器とは別に手洗いを設置する必要がありますが、それ以外の場合でも独立の手洗いはトイレ空間のクオリティを高めてくれます。

比較的簡単に取り付けられる商品も多いので、空間に余裕があれば設置を検討してもよいでしょう。

収納スペースは確保できているか

トイレットペーパーや掃除道具はトイレ内に収納スペースがないと使いづらくなってしまいます。

トイレの床面積は限られているので、あらかじめ背面に棚を設けるなどして、最低限の収納スペースは確保しておきましょう。

追加コンセントは必要かどうか

トイレに自由に使えるコンセントがあるとすごく便利です。

ところがウォシュレット・温水便座のためのコンセントは直結・専用使用が原則なので、他の器機を接続するのは避けたいところです。

そのため、空気洗浄機、脱臭機、アロマランプなど、トイレに設置したい器機がある場合、もうひとつコンセントを追加できないか相談してみましょう。

システムトイレという選択肢もある

便器・手洗い・収納・スイッチ類などが一式のパッケージになった「システムトイレ」というものもあります。

トイレには便器以外にも必要なものが多く、後付けで収納を設置してもごちゃごちゃとしてしまいがちですが、システムトイレを導入することで、デザインだけでなく機能面でも統一された、ハイグレードな空間を作ることができます。

クッションフロアの張替えは必須

トイレリフォームのとき、便器と一緒に交換したいものの筆頭がクッションフロアなどの床材です。

トイレにクッションフロアを張るためには、便器の下に張り込まないといけないので、リフォームのタイミングで一緒に交換してしまうのがベストです。

一見、傷や汚れがなくても、便器を取り外してみるとクッションフロアに便器の跡が残っていることもあります。最近の便器は床面積もコンパクトになっているので、交換しないと跡が丸見えになってしまいます。

リフォーム時、基本的にクッションフロアは張替えるものだと思っておいたほうが良いでしょう。

フローリングやタイルの貼り替え

トイレの床がフローリングやタイルの場合も、床材を最新の素材に変更することでメンテナンス性を向上させることができます。

実際、トイレ掃除をする時に便器以上に大変なのが床掃除ではないでしょうか。

耐アンモニア性フローリングや汚れのつきにくいタイルなどもあるので、検討してみましょう。

壁紙の張り替えは同時のほうがお得

壁紙についても、もし張替えるのであればリフォーム時に同時にやってしまうのが良いです。

特にタンク式のトイレの場合、背面の壁紙を貼るためにはタンクを取り外す必要があるため「内装は後でいい」と思っていると面倒くさいことになってしまいます。

時間的にも費用的にも、トイレの内装は便器のリフォーム時に一緒に交換してしまうのがおすすめです。

換気方法を再検討する

トイレの匂い対策には、何よりも換気が大切です。換気方法としては窓もしくは換気扇ということになりますが、使いやすいのは換気扇です。

すでに窓がついていても換気扇を追加したり、気密性を挙げるために窓をつぶして換気扇をつけるケースもあります。

換気扇のスイッチを照明と連動させることもできますが、常時換気扇を回す場合はあえて分けたほうが使い勝手が良いこともあります。

経験したトラブルをまとめておく

もし頻繁にトイレがつまるようなら、便器ではなく排水に問題があるケースがあります。

また、流れが悪い場合、戸建ての2階であれば水圧が弱い可能性が高いです。

あらかじめ、問題点やトラブルをまとめておくと、リフォーム時の点検漏れを防ぎ、効率的に工事を行うことができます。

同居の家族にも「これまでどんなトラブルがあったか」確認するようにしましょう。

必要なバリアフリー性能を備えているか

バリアフリーなトイレといってもその内容は様々です。

1:段差の解消
2:ドアを引き戸にする
3:手すりを設置する
4:通路幅を確保する

などがありますが、家族構成に関わらず、リフォーム時に「1:段差の解消」はしておきたいところです。

トイレは1日に何回も利用する場所で、寝ぼけた状態でトイレに行くことも多いので、年齢に関係なくつまずいて転んだりケガをするリスクがあります。

古いトイレではドア枠が段差になっていることが多いので、その場合はドア+ドア枠の交換を検討しましょう。

その際にドアを引き戸にするとアクセシビリティは上がりますが、開き戸に比べて密閉度は下がるので、使う人の状態に合わせて、どちらが良いか決めるべきだと思います。

相見積もりをとる

見積もりは必ず複数の業者からとりましょう。リフォーム内容がある程度決まっていれば、工事内容も必然的によく似た内容になってきます。あとは見積書をじっくり見比べることで、リーズナブルな業者を見つけることができます。

手軽に相見積もりをとるためにはネットの見積もり比較サービスを利用するのがおすすめです。

注意点としては、見積もり比較サービスによっては色々なリフォーム会社から電話がかかってきてしまうこと。正直面倒くさいです。

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